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俺的名曲紹介 vol.17 ''CHUCK BERRY'' / Johnny Be. Goode

 

今回の俺的名曲紹介は、「Johnny Be. Goode」!もう、めちゃくちゃ有名な曲ですよね。

ロックンロールのスタンダード・ナンバーと言っても過言ではないでしょう。チャック・ベリーが1958年にリリースしたロックとはこういうことだと言わんばかりの名曲です。



この曲が後世のミュージシャンに影響を多大な影響を与えたことは間違いないのでしょう。後にビートルズやエルビス・プレスリー、AC/DC、ジミ・ヘンドリックス、コールドプレイにキャロルや布袋寅泰さんに桑田佳祐さん等など、そうそうたるメンバーがカバーしています。



チャック・ベリーはロックの殿堂入り第1号で、1986年の第1回『ロックの殿堂』入りを果たした際に殿堂は「ロックンロールを創造した者を一人に限定することはできないが、最も近い存在はチャック・ベリー」としている。また、ジョン・レノンは「ロックンロールに別名を与えるとすれば、『チャック・ベリー』だ。」とさえ述べているほどの、ロックの礎を築いた人物です。





そもそも、ロックとは1950年代にアメリカで生まれた音楽のジャンルのひとつ。


個人的に思うことは、この時代のアメリカは、ビート・ジェネレーションが最も活発な時代でした。1940年代終盤から1960年代半ばにかけて、文学運動の思想や行動様式に影響を受けたライフスタイルを実践する人々をビートニクと呼んだりしますね。ジャック・ケルアックやアレン・ギンズバーグ。ウイリアム・バロウズらが有名です。



ビート・カルチャーの思想・文学については、ここでは割愛しますが、先鋭的な思想は、音楽的なジャンルにもとても影響しています。ビートルズやボブ・ディランなどが挙げられますね。



1950年代のアメリカから始まったロックには、こういった背景が多分に入り混じっており、既存の物・事を打ち破る、新しいスタイルを模索し続けてきた結果、今に続くロックン・ロールに繋がってきているのだと思います。



そういった精神・思想が入った物こそがロックだとするならば、先鋭的なスタイルを模索し、表現し続けた「チャック・ベリーこそがロックだ。」と言っても過言ではないと思います。


余談ですが・・・。


皆さんは、バックトゥザフューチャーをご覧になったことがありますか?1985年の名作映画です。



映画ではマイケル・J・フォックス演じるマクフライ少年が、ドクが改造したタイムマシン、デロリアンに乗って時間をさかのぼるタイムトラベルに出かけました。



時は1955年。両親が参加しているダンスパーティーで指を負傷したマーヴィン・ベリーというギタリストの代わりにギターを弾くことになり、アンコールではジョニー・B・グッドを披露します。



その先鋭的な演奏を聴いたマービン・ベリーは直ぐに従妹のチャックに電話をかけ、受話器越しにその音楽を聴かせます。



つまり、チャック・ベリーは未来からやって来たマクフライ少年の演奏を聴いて、このジョニー・B・グッドを完成させたという、なんとも面白い構成になっています。


私は後になってこのタイム・パラドックスな構成を知って、当然また観ちゃいましたね(笑)



いや~、最高ですよね!