こちらのデザインのベースは、2018年にGERUGAと共に製作した別注デニムジャケットを引き継いだものになります。当時はコーンミルズデニムにて製作したのですが、実はその時から「このデザインをゴートスキンで作ったら、めちゃくちゃカッコいいだろうな～っ」という意識がありました。
今回は、その思いを形にしてもらった訳ですが、パターンは改めて構築していただいて、素材のゴートスキン自体もめちゃくちゃ良いものを使っていただいて。デニムとはまた違った技術が必要な縫製工場も探し回って頂いて。
デニムで製作していたからといっても、当然ですがそのままレザーで製作するわけにはいきません。もちろん新しいパターンは必要なのですが、同じスペックで作ろうにも革の厚みやコシ、ライニングの追加を含めて、レザージャケットとしてカッコ良くするための細かな配慮が求められます。
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また、縫製も非常に高い技術が必要になってきます。そもそも元のデニムジャケットも細かなテクニックが散りばめられて縫製されていたわけですが、今回はレザーです。それはそれは大変な縫製の連続であったことは見て取れます。
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丸みを帯びつつ、全体の統一感はありながら異形のフラップ。縫製が美しくないと、この統一感はでません。
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胸ポケットから腰ポケットへの縫製。直線と少しのアールが混ざり合うオリジナリティのある部分のひとつ。ここの合わせからポケットの縫製は本当に大変でしょうね・・・。ありがとうございます！
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革素材でありながらも柔らかなアールのきいた襟まわり。人体構造に基づいた、GERUGAの美しいこだわりを感じる部分のひとつ。
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ゴートスキンのシボ感をぐっと引き締めてくれているステッチワーク。
最高にカッコいい、ジージャンタイプのレザージャケットが出来上がりました。
GERUGAさま、ありがとうございます！！
製作に時間がかかるレザーアイテムですが、(一応)2024年6月納品予定です。
店頭にてサンプル展示中ですので、是非ご来店くださいませ！
宜しくお願いいたします！