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1968年型フォード・マスタングGT390ファストバック

バイクや音楽ネタが多めのCHECK ITですが、今日は車を題材にあれこれと書いてみたいと思います。 車ネタの初回になる今回は、「1968年型フォード・マスタングGT390ファストバック」。


ピンとくる方も多いでしょう。それはそうですよね。1968年に公開された映画「ブリット」で主演のスティーブ・マックイーン本人がハンドルを握り、カーチェイスを繰り広げた車です。




映画の中では、スティーブ・マックイーン扮するブリット警部補が事件を追いかける内容で、実在の連続殺人事件である「ゾルディック事件」を担当したデビッド・トスキ刑事を役作りの題材としているそうです。


劇中のカーチェイスシーンは10分ほどでしょうか。今のカーアクション映画に比べると、その時間は少なく感じますが、生粋のモーターサイクリストであったスティーブ・マックィーンが運転するそのシーンは、もはや伝説。



撮影用のセットは使用せず、全て実際の場所で撮影することにこだわり製作されたブリットはそのリアリティからくる迫力が観客に伝わり、現代に住む私たちまで知っている名作となったのでしょう。


そんな、カーアクションの歴史的車が、「1968年型フォード・マスタングGT390ファストバック」というわけです。

マスタングの1968年モデルは、1964年にリリースされたクーペタイプの初代から、1967年にマイナーチェンジが行われ、ファストバックと呼ばれるルーフからリアまで美しくなだらかな傾斜で構成されたボディタイプを持つものと同じ型のマスタングです。




また、GT390は排気量390キュービックインチ(6.4リッター)の大排気量を持ち、最高出力324馬力、最大トルク579NmというハイパワーのビッグブロックV8エンジン。4速マニュアルトランスミッションに足回りやブレーキを強化したハイパフォーマンス・グレードだったそうです。



劇中ではそれをさらに改造し、フロントグリルやバッジ類は全て取り外し、ホイールはアメリカンレーシング製のトルクスラストDに交換。さらにエンジンチューニングや足回りを強化しつつ、ボディカラーはフォード純正のハイランドグリーンにオールペイントされていました。


レーシングドライバーでもあったマックイーンのチョイスが光りますね!



しかし、敵は「1968年型ダッジ・チャージャーR/T 440」! 排気量440キュービックインチ(7.2リッター)、最高出力380馬力、最大トルク664NmのマグナムV8エンジン、4速マニュアル・トランスミッションと、マスタングを凌ぐレーシングスペックを持つ強敵! ワイルド・スピードでドミニクが乗り回しているスペシャルカーですね!




そりゃ~カーガイは魅了されちゃいますよね!! 



ドミニクもこの映画を観て、ダッジ・チャージャーR/Tを選んだのかもっ!? と、連想してしまう程です。


いや~カッコいい!




こういった車はマックイーンをはじめ、ハードボイルドな男に良く似合う!!


気になる方は是非映画を見てみてくださいね!

魅了されちゃいますよ♪